私の心が空ならば、必ず真っ白な鳥が舞う ﾟ☆.。.:*・°ヾ(●´∀｀)ノ鳥ﾖｰ､鳥ﾖｰ､鳥ﾀﾁﾖｰ

ウチのお店の常連さんに、『鳥博士』というアダ名で呼ばれてる人がいます。

『鳥博士』は、大阪の国立大学(の大学院)を卒業されたあと、…長年、九州の大学で(教授)先生をヤッテた人で、…5年くらい前に退職されたあと、地元にモドって来られてから、ウチの常連さんになってくださってるんです。

専門は、法律学だったみたいなんですが、…法律のハナシはほとんどしないで、お店では(お姉ちゃん相手に)鳥のハナシばっかりしてます ( ,,-`д´-)ﾉ"鳥ｯﾃ､凄ｲﾝﾀﾞﾖ!… ﾟ(ﾟдﾟ｀ )ﾍｰ

「人間なんて、ツマらんよ」「鳥はイイ。…自然と一体化して生きてるからな」って。

天気が良い日は、全国各地に鳥を見に行って、写真を撮って見せてくれてたんですが、…今年は、コロナのせいで、あんまり遠征に行けてませんでした。

ところが、…その『鳥博士』が、最近、…大活躍したんです。

ちょっと前に、新宿(東京)の駅で、「メズラしい鳥を見つけたよ (´∀｀*)ｳﾌﾌ」って、(やっぱり鳥の)マニアの人が、SNSに写真をノせたそうなんですが、…

マニアの間でも、その鳥が、「ナンの鳥なのか？」って議論になったんだそうです。

それを最初に、写真を見ただけで、…「ミゾコイじゃあないですかね？」って断定したのが、『鳥博士』なんだそうです ( ´ﾟдﾟ｀)ﾍｰ

ホカのマニアの人たち(写真を撮った人まで)は、…それでも、「ミゾコイじゃあないよ」「ヨシゴイじゃない？」「アカガシラサギだろ？」って言ってたそうなんですが、…

『鳥博士』が、「これ、ボクが3年前に浜松城で撮ったミゾコイです o(*･ω･)ﾉ ｧｨ」って写真を見せながら解説して、…ミゾコイであるコトが確定したんだそうです。

「最初に(ミゾコイを)見つけて写真を撮った人がエラいんであって、…ボクなんか ｴﾍﾍ(〃´∪｀〃)ゞ」って、本人はケンソンしてますが、…マニア間ではホメられまくったらしくって、…昨夜も、けっこうウレシそうにしてらっしゃいました。

ミゾコイは、世界に2000匹くらいしかいないメズラしい鳥で、…フダンは、フィリピンのあたりにしかいないんだそうです。

それが毎年、繁殖のタメだけに日本に飛んでくるそうなんですが、…三浦半島っていう島とか、あきる野市っていう(アヒルっぽい名前の)地域で、よく見かけられるらしいです。

それが、「なんで、新宿駅なんかで？」っていうことに関しては、…「たぶん、新宿御苑(っていう名前の公園)で一休みしようとしてたミゾコイが、カラスにオソわれるとかのトラブルで、…不時着したんだろう (　ﾟдﾟ)ｳﾑ」って推理されてました。

私も写真を見せてもらいましたが、…ドコにでもいるような普通の鳥にしか見えなくって、「これなら、ニワトリとかダチョウのほうが、よっぽどオモシロいよ (´ﾍ｀；)ｳｰﾑ…」って思ったんですが、…さすがに、言えませんでしたね(笑)

でも、ミゾコイは、…絶滅の危機をカカえてるシラサギの一種で、…『鳥博士』は、その繁殖問題を真剣な顔で語っちゃってました。

そんな『鳥博士』ですが、…自分はというと、1度も結婚したコトが無く、…今は、実家でお兄さん(奥様と死別された)との2人暮らしをされてます。

お兄さん(6代続いた魚屋さん ※休業中)には子供がデキなかったみたいで、…毎日のように、「オメェは本当に、頭デッカチのアホウドリだよ ヽ(｀Д´#)ﾉ ﾑｷｰ!!」「まったく、役に立たんっ」「養子でもイイから、跡取りを連れてこいっ」って怒られちゃってるそうです(笑)

…焼き鳥屋さんなら、『鳥博士』もヤル気になってたかもしれませんね (* ´艸｀)ｸｽｸｽ