それにしても、…オジサンの家には、傘が(その高級なヤツ)1本しか無かったんでしょうか?(笑) [日記]
今日、大親友のBちゃんの家に行ったとき、…イクヤ(2才7ヶ月のBちゃん息子※B家の宝)君に、絵本を読んであげました。
『おじさんのかさ』(佐野洋子さん作)っていうタイトルのヤツで、…数日前(の雨の日)に、B弟(公務員※イクヤ叔父)が買ってきたモノです。
でも、(その絵本の)対象年齢が「4才以上」ってなってたんで、…「あんた、シャレのつもりで買ってきたにしても、ダメすぎるでしょ (-公- ;) チッ」って、みんなから(B弟は)ケイベツされちゃってました。
ところが、…イクヤ君は、(表紙のカワイらしい絵が良かったのか?)気に入っちゃったみたいで、…みんなに、「ヾ(・д・` )ネェネェ…読んで―」ってオネダリしてくるようになってたんです。
で、…今日は、私が(初めて)読んであげたんだけど、
内容は、…こんな感じでした。
高級な黒い傘を買ったオジサンが、…その傘を気に入りすぎちゃって、
雨の日も、傘がヌレないように(傘をタタンだまま)カカエて帰り、…出かける前に雨がフリ出すと、傘を使いたくないからっていう理由だけで、外出を取りやめにしたりしてたんですね。
家の中から外を見て、…雨風で傘をボロボロにしちゃってる人を見ながら、「良かったぁ~…傘がコワレちゃうとこだったよ ε-(´∀`*)ホッ」なんて言いながら。
それがある日、…オジサンが公園でノンビリしてたときに、急なニワカ雨が来ちゃったんです …Σ(゚д゚`)ヌオッ
その雨が、あんまりにも激しかったんで、…とうとうオジサンは(大事だから持ち歩いてた)高級な傘を差しちゃいました。
そうしたら、…
雨が傘をタタく音が、…「ボンボロロン、ピッチャンチャン」って、…とってもカワイイ音色で聞こえてきたんです。
そして、しばらくの間、…
マワリの人たちの(安い)傘からから聞こえてくる(傘が)雨をハジく音と、(自分の傘の音がシンクロして)合奏する音色をウットリと聞き入ってました ・:*:・(*´∀`*)ウットリ・:*:・
それからというもの、オジサンは、…「やっぱり傘は、雨の日にさすモノなのかもね (∀`*)ゞイヤァ」って、…雨の日に(その高級な)傘を使うようになった、ってストーリーです。
その絵本を読み終えたあと、私は、…すっかり考えこんじゃってました。
「このオジサン、私とまったくイッショじゃん ( ´゚д゚`)ヘー」って。
私も、…高級な傘とか、レインブーツとか買っちゃうと、…ついつい、使うのがモッタイなくなっちゃって、シマったままにしてるモノがイッパイあります (´ヘ`;)ウーム…
やっぱり、傘とか(雨用の)ブーツとかってのは、…本来の目的通りに使うのが、1番なのかもしれません。
そんな考えこんでる私を見て、…イクヤ君は満足そうに笑ってました (´ー`*)ウンウン
たぶんイクヤ君には、…この絵本の意味が、…まだ、全部は理解デキてないのかもしれません。
でも、…自分の絵本を読んで、みんなが笑ってる(or 感心 or 考えこんでる)のがウレシかったから、…しきりに、みんなに読ませたがってたんだと思います (´∀`*)ウフフ
それにしても、…それにしてもですよっ
ふだん、読書がニガテで、…長い文章は、全部Bちゃんにロウ読してモラってる私が、…こんなに考えこまさせられてるんだから、…この(絵本の)作者の人は、(有名な村上次郎さんよりも)大作家先生にチガイありません ( ゚д゚)ウム
少なくとも私は、…そう信じたかったんです。
もうすぐ(あと2ヶ月で)36才になろうとしてる私が、…「4才児用の絵本がピッタリ」だったっていうコトを、…どうしても認めたくなかったから (´-∀-`;)