『四畳半の甘い生活』を手に入れた男 (´∀｀*)ｳﾌﾌ♪

【一昨日の続き】

デブ男は、 J さん(見た目凶悪な少年野球監督)の会社(配送業)に入社したあと、…しばらくの間、(会社の)寮の部屋に閉じこもったまま、ぜんぜん働かず(ホカの社員さんたちを)コマらせてたそうです。

怒鳴ってもシバいても、パソコンの前から動こうとせず、…泣きながら、アニメのセリフとかを(呪文のように)ツブヤいて (￣д￣) ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ、、、みんな(ホカの社員さんたち)を追っ払ってたみたいですね(笑)

J さんもアキれて、(ウチの)お店でコボしてたところ、…

そのハナシを聞いた(常連のお客様の)西〇さんが、…「そいつ、外大のインドネシア語学科を出てんのか？ ( ﾟдﾟ )ﾍｰ」「だったら、…使い道があるかもしらんぞ」って言ったんです。

そして、インドネシアの大手企業を J さんに紹介しました。

「ココの会長とは友だちだから、(取り引きデキるように)クチをキいてやるよ」「あとは、ソイツ(デブ男)に担当させたらいい」「大した利益にはならんかもしらんが、会社にとってはプラスにはなるぞ (　ﾟдﾟ)ｳﾑ」って。

J さんの会社は、それまでは中国の企業とチョット取り引きがあるくらいで、…ほとんど、国内企業だけを相手に営業してました。

だから、迷ってたんですが、…いつまでもデブ男にタダメシを食べさすワケにもいかず、(デブ男に)話してみたそうです。

「やってみないか？」「お前の好きにヤラせてやるぞ (*´-ω・)ﾝ?」って。

デブ男は最初、当然のようにキョ否してきたそうですが、…「利益を上げられたら、ココで好きなように生活させてやる」「欲しいモノも用意してやるぞ」って言ったら、

「ひと晩考えさせてくれ (。-`ω-)ｳｰﾝ…」って言ってきて、…けっきょく、OKしてきたそうです。

「約束は守れよ」ってエラそうに念を押してきながら(笑)

インドネシア企業との取り引きは、(紹介した西〇さんの信用もあり)すべて電話とネットだけのヤリトリになりました。

それも、(他人との対面がニガテな)デブ男には有利にはたらいて、…

月を追うゴトに利益がフエ続け、…4か月後には、当初の予定の35倍の収益が出たそうです ｴｪｴｪｴｪc⌒っﾟДﾟ)っｪｴｪｴｪｴ

元 (1流企業の)商社マンだったデブ男は、…(職場での)人間関係が原因で(会社をヤメて)引きこもってたそうなんですが、

ビジネスマンとしてのセンスは、なかなかのモノだったんでしょう (´ε｀；)ｳｰﾝ…

それと、(英語ではなく)現地の言葉(インドネシア語)でコミュニケーションが取れたのも、相手に信頼された要因なのかもしれません。

喜んだ J さん ヾ(o´∀｀o)ﾉﾜｧｰｨ が(デブ男を)ホメて、「今日から社員にしてやるから、これからもガンバレヨ」って言ったら、…デブ男は、トンデモないコトを要求してきたそうです。

「肩書きが無いと、(相手の)信用が得られん」「カタチだけでイイから、肩書きをクレ (｀・д・´)」って。

「そうしてくれたら、もっと簡単に安定した取り引きがデキるぞ」って言われて、…Jさんも、大いに悩みました (；・ε・ )ｳｰﾝ

ホカにインドネシア語が話せる社員もいなかったけど、…(インドネシア企業との)取引は続けたかったからです。

それで、悩んだスエに(専務さんたちとも相談して)『海外事業部』っていうのを臨時で作って、…デブ男を、そこの責任者にしました。

もちろん、…事業部員はデブ男1人です(笑)

そして J さんは、ホカの社員たちが不満を持たないように、全員に通告しました。

「デブ男の部長職は、カタチだけだから '`,､('∀`) '`,､」「手当てとかも(特別には)ツカないし、給料も(ホカの社員さんたちと)同じだ」って。

ところが、…フダンは、J さんに絶対の忠誠をチカってる社員さんたち(とくに若いコたち)が、コレに反発しちゃったんです。

「いくらオヤジ(J さん)の言うコトでも、コレだけはナットクいかんですわ」「なんで、あんなキモ野郎が部長なんならっ！ (　ﾟ皿ﾟ)ｷｰｯ!!」って。

その不満は、ストレートにデブ男にムケられだして、…

寮での、数回にわたる暴行事件(殴られたデブ男が警察に通報 → 専務さんがチュウサイして和解)をへて、…

コマった J さんが、デブ男をヒナンさせるために、…社長室の横にある収納庫を改造して、…

ソコを、『海外事業部 兼 デブ男のプライベートルーム』にしました。

デブ男は、その部屋がスコブる気に入って、…それ以来、今日まで、…(トイレとシャワー以外は)まったく外に出なくなってるんだそうです ｴｪ━━━━(´Д｀υ)━━━━･･･

24時間? 会社が開いてる J さんの会社(配送業)だからこそ、可能なコトでした。

20年以上にわたる(自宅での)引きこもり生活が、…場所を変えて、(今度は J さんの会社で)また、始まったワケです(笑)

【時間が無くなったので、つづく】