大芸術家の「気まぐれな優しさ」ってヤツは、本当にヤッカイで…

今日は、お店の近くの公園でバザーがありました。

障がい者支援団体の人たちが開催してるバザーで、…売り上げは、団体の運営資金や各種シセツに送金されるそうです。

年に2回づつ、数十年にワタって開催されてるバザーなんですが、…数年前から、お姉ちゃんが(バザーの時だけ)お手伝いするようになってました。

それで1ヶ月前くらいに、…お姉ちゃんが(私の)大親友のBちゃんの家に、オジちゃん(B父 ※大芸術家)から(バザーの)資金援助を受けたお礼を言いに行ったんですが、…

そのときに、「先生も、ナニかバザーに出品してくださったらアリガタイのですが…」って、言ったんです。

お姉ちゃんもその時は、…言ってはみたモノの、…「本当にオジちゃんが出品する」とは思ってなかったそうなんですが、…

予想に反してオジちゃんは、…ちょっと考えるような顔をしてから、「…ワカった」「Mちゃん(私)には、ウチのみんなが世話になってるからな」「あんた(お姉ちゃんのコト)もMちゃんも、ウチの家族みたいなもんだし、…協力するよ (´ー｀*)ｳﾝｳﾝ」って言ってくれました。

ソコまでは、…本当に、アリガたいハナシだったんです。

ところが、…そのあとオジちゃんが、「そこらヘンのヤツ(オジちゃんの作品)を、2～3コ持って行きなさい」「売れば、いくらかにはなるだろうし、…ソレを(団体とかの)運営の足しにすればイイ」って言ってから、…ハナシがヤヤコしくなっちゃいました。

お姉ちゃんはアワてて、「いえ。先生の作品ではなく、ナニかアマッた物とか古着とかでイイんですが、…」って言ったんですが、…オジちゃんは、1回言いだしたら、もぅ(誰の意見も)聞かない人です。

お姉ちゃんの意見を無視して、勝手に3つ(作品を)エラぶと、…紙に連絡先を書いて、お姉ちゃんにワタしました。

「ココに電話して、金額を決めなさい」って。

オジちゃんの作品は、すべてエージェント会社の人が管理してて、…ちょっとでも金額がツク場合は、その会社を通す契約になってるんですね。

で、…2日くらいして、エージェント会社の人が(オジちゃんの)バザーに出す作品を見に来たんですが、…

「安く見ツモっても、(1個)70万円ってトコでしょうか」「そもそも、バザーなんかに出すのは反対です」「ウッカリ安く販売なんかされてしまったら、…先生の価値にヒビキますから」って言われてしまいました。

まぁ、…そりゃあそうですよ(笑)

それで私が、「オジちゃん。バザーがドウいうものか知ってる？」「そんな高いモノを買いに来る人なんか、いるワケ無いんだよ」って(オジちゃんに)教えてあげたんです。

それで、オジちゃんもワカってくれると思ったんですが、…

私のハナシを聞いたオジちゃんは、…それから、エージェント会社の人に、「お前も知ってるだろ？ Mちゃんは、家族みたいなもんなんだ」「だから、(家族割引で)もう少し安くしろ」って、…(自分の作品の)値引き交ショウを始めちゃいました (´-∀-｀；)

その結果、(オジちゃんのネバり強い交ショウで)けっきょく50万円(それでも高い)で出品されることになったんです。

「あくまでチャリティー販売だから、絶対に(バザーの前に)(オジちゃんの作品が出品されることを)宣伝しない」っていう条件で。

でもねぇ、…今の時代、ドコでドウいうふうに情報が伝わるかワカりません。

バザーの数日前から、…エージェント会社のホウに、何件も問い合わせがあったそうです ( ´ﾟдﾟ｀)ﾍｰ

もちろん、…エージェント会社の人は、「存じません」って答えてくれたそうなんですが、

バザー当日の今日、…会場の公園の前には、10数人のマニアの人たち(全員 お金持ちそうな品のよい人たちばっか)が、…開場時間(10時)よりずっと前に(早朝から)来て、

…オタガイを(マニア同士で)ケン制しあいながら待ってたみたいですね(笑)

【つづく】